2024/04/25

VOL.14寄稿者&作品紹介10 長谷川町蔵さん

 小誌第5号からの寄稿者・長谷川町蔵さん。今号での「チーズバーガー・イン・パラダイス」が10作目。物語の舞台はハワイです。ハワイ…私(←発行人)は諸般のしがらみがあって、新婚旅行を彼の地で過ごしました。ほんとうはのんびり自由にあちこち行ったりしたかったのですが、その“諸般のしがらみ”のせいで、到着したらいきなりそうめんのウェルカムランチをツアー客全員で食べなきゃいけなかったり、やたら免税お土産店にいかされたり。でっ、マウイもいけたんですが、そんなパック旅行になっちゃってたんで、どこがなにでどうなんだか…ってな与太話はともかく、編集作業中のやりとりで伺ったところ、長谷川さん、実際に2023年6月にマウイ(とオアフ)に滞在していた、とのこと。であれば、この一篇の顛末は、心に染み入るようなできごとであっただろうとお察し致します。お原稿をいただいたのが今年2月でして、私は何度か旅行や取材で訪ねたことのある、能登半島のことも思い重ねて拝読しました。





作品前半、旅先のクルマで聞くポスト・マローンやストーンズがいつもより魅力的に感じられる描写がありまして、わかるなぁ、とニヤニヤしてしまいました。これは逆のこともありえて、それこそ私、能登先端の禄剛埼灯台(狼煙の灯台)あたりを走行中にスティーリー・ダンをかけていたことがあって、「こいつらダメだなぁ」と思った記憶が。。また音楽がらみですと、中頃に語られている「ラハイナ」にまつわる逸話もおもしろくて。“永ちゃんは風の噂で町の名だけ聞いて曲を作ってしまったにちがいない”…YouTubeで聞いてみて、まったくもって長谷川さんのご指摘通りなのだろう、と納得致しました。ある種のエキゾチカ、なのかな、あの曲は?


ハワイの歴史的な成り立ちなども踏まえた、愛情に満ちた掌編小説。私が紹介したのは音楽にまつわることばかりになってしまいましたが、作品タイトルである「チーズバーガー・イン・パラダイス」というお店も、ストリートの風景も素敵で、主人公である「君」の“近いうちにまたこの場所に来ようと決意する”という気持ちも、すごくわかる。顛末…これは敢えて触れませんので、 みなさま、ぜひ本作を読んで、ご確認のほどお願い致します。





 君は一瞬、マウイ島滞在を延長してラハイナ本願寺の盆踊り大会で踊る自分の姿を夢想する。しかし仕事やお金のことを考えてすぐに断念する。さらにワイネエ・ストリートを直進した君は、錆びついたクラシックカーが捨てられている景色に出くわす。車の背後には、何事もオープンなこの島にしては珍しく高い塀が立っていて、中を覗けないようになっている。19世紀、捕鯨基地として栄えていたラハイナの街は、ならず者だらけの鯨取りの蛮行に悩まされていた。ハレ・パアハオと呼ばれるこの施設は、かつて彼らを収容する刑務所だった。

 目的地に時間通りに到着できなくなるのを心配した君は見学を諦め、フロント・ストリートに戻ると、今度はラハイナの中心街を逆方向に歩きだす。

 


~ウィッチンケア第14号掲載〈チーズバーガー・イン・パラダイス〉より引用~



長谷川町蔵さん小誌バックナンバー掲載作品:〈ビッグマックの形をした、とびきり素敵なマクドナルド〉(第4号&note版ウィッチンケア文庫》)/〈プリンス・アンド・ノイズ〉(第5号)/〈サードウェイブ〉(第6号)/〈New You(第7号)/〈三月の水〉(第8号)/〈30〉(第9号)/〈昏睡状態のガールフレンド〉(第10号)/〈川を渡る〉(第11号)/〈Bon Voyage〉(第12号)/〈ルーフトップ バー〉(第13号)



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2024/04/24

VOL.14寄稿者&作品紹介09 内山結愛さん

 今号が「ウィッチンケア」への初寄稿となった内山結愛さん。内山さんはアイドルグループ・RAYのメンバーとしての活動だけでなく、ご自身のnoteでの「週一のペースでディスクレビュー」、Twitter(現X)での「#内山結愛一日一アルバム」など、つねに音楽的発信を続けてきていまして、とくにnoteでのレビュー...ここでのアルバムのチョイスが、ここ数年、私(発行人)の音楽的嗜好に刺さりまくること、数知れずなのでした。とくに決定的だったのが(...マニアックな話でスイマセン)2022年8月15日の《Genesisの『Lamb Lies Down on Broadway』を聴いてみた編》で、CDだとM-18になる「The Colony Of Slippermen (The Arrival/A Visit To The Doktor/Raven)」を“展開コロコロ変わるし、ボーカルは1人4役くらいやっているし、みんな忙しそう”とレビューされていまして...まいりました。仰るとおりだと私も思います、と。じつはこのアルバム、私の生涯ベスト1でして(たしかジム・オルークもそんなこと言ってた記憶が)~~~もうね~~~、いつかは書き手として小誌にご登場願いたいと、常々思っていまして、今回勇気を出してnoteからDMしてみたわけなのです!




届いた作品のタイトルは「散歩、あるいはラジオ」。音楽から離れた内山さんの、ささやかでのんびりした日常が綴られているのかと思いきや、違いました。なんと、音楽への情熱と同じくらい、いや、それ以上の情熱を捧げて散歩の真髄を追求していました。それはまるで、noteでのレビューで多様な名盤にチャレンジして「自分なりの〝答え〟」を導き出していくように。こんなに真面目に真摯に散歩してもらえて、内山さんに踏まれた道も、目に映った風景も、そして絶妙な散歩のお供であるラジオ番組も、幸せだと思わなければいけません!




作品内で、きっと誰もが釘付けになりそうなパワーワードが「ハード散歩」。“根が方向音痴だし、沢山散歩してきたのに、未だに距離の感覚が掴め”ないと語る内山さんが、ときに陥ってしまうこの状況については、ぜひとも本作を実際に読んで共感していただきたく存じます。他にも「無」「地獄」「絶望」なんて、物騒な言葉もちらほら、でも筆者は明らかに散歩を楽しんでいるようで、その生き生きした感じが伝わってくる、ほんと、内山さんにしか書けないエッセイ。この一篇を今号に掲載できたこと、発行人として、とっても嬉しいです。




 それでも、やっぱり散歩が好き。散歩をしながら聴くラジオも好き。基本的に好きなお笑い芸人さんのラジオを聴いている。普段はアイドルであるという立場上、下品な発言や、ブラックジョークは控えているから、日頃溜め込んでいる自分の中の下品成分を、ラジオの中の芸人さんたちが笑いと共に消化してくれている。白昼堂々、耳の中で下品なトークを繰り広げるのが堪らなく気持ちが良い。「此処では何も失うものがない」と判断した道を歩いている時は、笑いを堪えるでもなくゲラゲラと笑う。それもまた清々しい。
 
~ウィッチンケア第14号掲載〈散歩、あるいはラジオ〉より引用~


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2024/04/23

VOL.14寄稿者&作品紹介08 九龍ジョーさん

 九龍ジョーさんとの出会いは昨年5月、文フリ東京36の会場にて。私は第2展示場Fホール[か-71~72]で《ウィッチンケア書店》を営んでおりましたが、通路を挟んだ対向ブースが《エランド・プレス》さんでして、自席のパイプ椅子に座っていると、なんだか正面にいらっしゃる、きちんとジャケットを着用した男性と、ときどき目が合ったりするのでした。でっ、だんだん場も和んできて、たぶん私が「Didion 3」を購入したさいにその男性(私は九龍さんの顔と名前が一致してませんでした)と言葉を交わしまして...とにかくそのご縁がきっかけで、今号への初寄稿へと至ったのでありました。そして、届いた小誌への初寄稿となる作品が「ウルフ・オブ・丸の内ストリート」。スコセッシ/ディカプリオのあの映画をご存知の方は〈もくじ〉を見て、タイトルだけでニヤリとするかも!? ...じつは私、本作を自伝的小説(フィクション)と捉えて、そのようなレイアウトで配してしまったのですが、九龍さん曰く「エッセイ」とのこと。失礼致しました! それで、いまの私がこの一篇を簡潔に表すと、「2024年のリアルなサクセスを描いた!」とか、かな。とにかく、語り手である「私」の成り上がり感──いや、この言葉だと昭和臭(というか矢沢臭)が強いので──のしあがり感が、颯爽としていて気持ちいいです。自己啓発的な因子なんぞ微塵もなしなのに、「くそー、俺の人生、仕切り直してぇ」みたいな人には、効果覿面かも。背骨がシャキッと鳴りそう。




それにしても、波瀾万丈の物語です。それが、片山恵吾さん、吉田豪さん、高瀬幸途さんといった、出版業界で活躍する方の実名も交えて語られていて、リアル。また、作中にはいわゆるおシモな逸話やワードも散りばめられていまして、これらがじつに効果的。落語、古典芸能に通じている九龍さんだからからこその、艶っぽい展開のスパイスとしての使い方だと感じました。




SNSによると、4月17日に発行された『永遠なる「傷だらけの天使」 』という新書は九龍さんが企画した1冊、とのこと(あのドラマ、第16話《愛の情熱に別れの接吻を》での高橋洋子の綾取りみたいな指先にリアルタイムで殺されました)。でっ、私事で恐縮ですが、私が次回文フリにも持っていこうとしている小説集「幻アルバム+α」の表紙は、あのペントハウスがあった代々木会館の階段なんですよね...って、それはともかく、みなさま、ぜひ九龍さんの小誌でしか読めないエッセイをお楽しみください!




 カネが大事だ。

 とにかくカネに困りたくない。

 アルバイトは児童相談所の夜間指導員、それから脳性マヒ者団体の介助。どちらも時給がよく、泊まり手当があり、朝夕の食事もついた。夜、シャワーまで浴びることができた。学生にしては十分すぎる収入を手にすることができた。

 就職氷河期世代、ど真ん中。就職活動はハナから放棄したが、運よくテレビの番組制作会社に潜り込むことができた。会社の所在地が、いまや銀行の不良債権と化した私の家がある場所だったため、その話をすれば採用されるだろうと踏んだ。案の定うまくいった。だが、仕事は一年しか続かなかった。以降、築地市場、広告代理店、アダルトビデオのモザイク掛け……など職を転々とし、時にニート生活を送ることになる。

 二十代も後半に差し掛かった頃、辿りついたのが、コアマガジンというエロ本出版社だ。


 

 ~ウィッチンケア第14号掲載〈ウルフ・オブ・丸の内ストリート〉より引用~

 

 

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2024/04/22

VOL.14寄稿者&作品紹介07 トミヤマユキコさん

 昨年の第13号での寄稿者&寄稿作品紹介では〈今年3月には『10代の悩みに効くマンガ、あります! 』(岩波ジュニア新書 965)と『文庫版 大学1年生の歩き方 』(集英社文庫/清田隆之さんとの共著) という2冊の本が出て、GW明けの5月10日には『女子マンガに答えがある ─「らしさ」をはみ出すヒロインたち』(中央公論新社)も発行予定〉と、記していたトミヤマユキコさん…しかし、怒濤のリリースラッシュはCan’t Stop。それでは続き、いきます。2023年12月には『労働系女子マンガ論!』(タバブックス)、年改まって2024年3月には『ネオ日本食』(リトル・モア)、そして今月(4月5日)は『高校生と考える 人生の進路相談』(共著/左右社)...あっ、ウィッチンケア第14号も、です。今号でもありがとうございます! そんなトミヤマさんの最新の寄稿作ですが、目次を見て「み」ってなに? なんて思わないでくださいね。読んでみればどなたも、きっとわかりみ~、となること間違いなし。ちなみにこの「み」、一説では夏目漱石の小説「道草」の冒頭に出てくる「淋し味(さびしみ)」が由来、とも言われているようですが、真偽のほどは不明。




タイトルから推察できるように、今作はトミヤマさんご自身のプチ人体改造エッセイ。私(←発行人)は古いマンガ好きなので、おおっトミヤマさん、フランソワーズ・アルヌール(cyborg 003)化して人類を救おうとでもするのか、と読み始めましたが…これがなかなかたいへんというか、経験しないと絶対にわからないであろう辛みや可笑しみに満ちた、珠玉の一篇でありました。歯列矯正と胃の関係とか、たしかに言われてみれば「なるほど!」なわけなんですけれども。


また“ちょっと毛の話が長くなりましたが”とのことわりで、サブ話題として扱われている医療レーザー脱毛に関する逸話も、歯列矯正に負けず劣らずの体験談。“レーザーはまあ耐えられるっちゃ耐えられるけど痛いよね、という強度でわたしの毛根を殺しにかかっています”...やっぱり、痛いんだ。電車の広告とかには「痛い」なんてどこにも書いてないんですけれども。さて、そんな体験をした筆者は、そもそも何故、見目麗しさ(ルッキズム)にこだわったのか? ぜひ小誌を手に取ってお確かめください! これも、じつにわかりみ~なのであります。




 で、実際やってみてどうだったか。きれいになってうっとり、というより、なんかよくわからんメカの前に寝かされて、ちょっとした人体実験をされることに、奇妙な興奮を覚えました。ネイルサロンとか、ヘアサロンとかで、自分の身体をプロに預けた経験はあるにはあるのですが、それとは全く違うと感じました。もっと「実験体み」がある、とでも言いましょうか。施術者との間にあるのは、必要最低限の会話だけで、あとはひたすら俎の上の鯉になり、一方的にやられ放題なのが、なんかいい。なんだろうこの快感は。フェチなんでしょうか。

~ウィッチンケア第14号掲載〈人体実験み〉より引用~


トミヤマユキコさん小誌バックナンバー掲載作品:〈恋愛に興味がないかもしれない話〉(第10号)/〈俺がお前でお前が俺で──マンガ紹介業の野望〉(第11号)/〈わたしはそろそろスピりたい〉/第12号/〈変名で生きてみるのもええじゃないか〉(第13号)



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2024/04/21

VOL.14寄稿者&作品紹介06 我妻俊樹さん

 小誌創刊号からの寄稿者・我妻俊樹さん。noteのプロフィール欄には《歌人。怪談作家。小説家。川柳作家。》と記されていまして、昨年3月には初の短歌集「カメラは光ることをやめて触った」を上梓、また11月には平岡直子さんとの共著「起きられない朝のための短歌入門」も、と短歌でのご活躍が目立ってきて、それに伴うイベントにも登壇...これって、いわゆるブレイク状態なのではないでしょうか! そんな我妻さん、小誌では一貫して《小説家》スタンスでの作品をご寄稿くださってきましたが、第14号掲載の〈ホラーナ〉は、ちょっと《怪談作家》としての要素/成分が強めな作品だと受け取りました。ご自身もSNSで「yuri horrorの側面をもつ小説」とつぶやいて(いまは「ポストして」と書いたほうがいいのか?)いるので、私の認識は間違いないだろう、と。結果、第13号掲載の「北極星」と比較すると、格段に「いかれ」てない(こういうときの「いく」こそ「逝」という字を使いたい気分)一篇となりました。




ええと、本作は〝「いかれ」てない〟と書いたばかりですが、でも我妻さんの小説ワールドは、その建て付けからしてネジの調整が独特。ですので、たとえば読んでいて唐突に、“でも一人で引き返すのはいやだし、引き返したところで車までだ。ここへの道中は家もバス停もずっと見かけなかったから、こっそりスマホで調べたけど、いちばん近いコンビニまで徒歩で二年かかる”みたいな文章に出会っても、怯まずに読み越えていきましょう。

とにかく、飴が怖いです。私、大昔に某女子大生と固定電話(黒いの)で長話をしていて、そのときの彼女が飴を舐めていて会話が留まるとときどき「カチッ」という歯の音が聞こえてきてゾクゾクしたことがありましたが...って、そういう話ではないですね。とにかく我妻さんの百合ホラーで、あなたも“いちばん近いコンビニまで徒歩で二年かかる”ところに連れて行かれちゃってください!




 わたしは洞窟の入口をじっと見てる。
 どうするんだろ。いいところってこの穴のことなの? それとも中にあるのかな。どっちみち入らなきゃならないんだろうな。
 思っていると、彼女はいつのまにかまた新しい飴玉で頬をふくらませ、にやにや笑ってる。
「あのね」
 と言ったとき見えたのは、月みたいな黄色の飴だ。
「けいちゃんと仲良くなって何年くらいたつ?」
 二年、じゃなくて三年かな。ううん四年かもしれない、とわたし。
「四年前からずっと思ってたんだよね、いつか見せてあげたいなって」
 えっ何を? すると答えるかわりに彼女は洞窟におりていく。
 入口はけっこう斜面になってて、だから「おりていく」なんだけど、沈むように消えていく彼女にしかたなくついていくと、平らになったところで待ってる彼女の手で懐中電灯が光ってる。
 どうするんだろ。いいところってこの穴のことなの? それとも中にあるのかな。どっちみち入らなきゃならないんだろうな。
 思っていると、彼女はいつのまにかまた新しい飴玉で頬をふくらませ、にやにや笑ってる。
「あのね」
 と言ったとき見えたのは、月みたいな黄色の飴だ。
「けいちゃんと仲良くなって何年くらいたつ?」
 二年、じゃなくて三年かな。ううん四年かもしれない、とわたし。
「四年前からずっと思ってたんだよね、いつか見せてあげたいなって」
 えっ何を? すると答えるかわりに彼女は洞窟におりていく。
 入口はけっこう斜面になってて、だから「おりていく」なんだけど、沈むように消えていく彼女にしかたなくついていくと、平らになったところで待ってる彼女の手で懐中電灯が光ってる。
 
~ウィッチンケア第14号掲載〈ホラーナ〉より引用~


我妻俊樹さん小誌バックナンバー掲載作品雨傘は雨の生徒〉(第1号)/〈腐葉土の底〉(第2号&note版ウィッチンケア文庫》)/〈たたずんだり〉(第3号)/〈裸足の愛〉(第4号)/〈インテリ絶体絶命〉(第5号)/〈イルミネ〉(第6号)/〈宇宙人は存在する〉(第7号)/〈お尻の隠れる音楽〉(第8号)/〈光が歩くと思ったんだもの〉(第9号)/〈みんなの話に出てくる姉妹〉(第10号)/〈猿に見込まれて〉(第11号)/〈雲の動物園〉(第12号)/北極星〉(第13号)

 

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Vol.14 Coming! 20240401

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