2010/12/31

ウサギへ

夜更かししているうちに、もう大晦日。明日の午後には帰省します(といっても30キロほど西へ)。
みなさま、よいお年を!

2010/12/27

2010年最後の週

なんだかいろいろなことのあった2010年も、もうあと少し。
現在、Witchenkare Vol.2への寄稿予定者と個々に年内最後の連絡をとっています。このプロセスが完了したら媒体概要をもう一度自分なりにチェックして、あとは来年になってからの作業。至らぬところも多々ありますが、みなさまどうぞよろしくお願い致します。

今日は先週購入したiPhone 4をもっとちゃんと使えるようになるため、マニュアル本を1冊購入。年末年始にがっちり勉強して、来年はしっかり使いこなそうと思います。

寒くてカラカラ空気。風邪を引いたけどインフルエンザではなかったので、とりあえず安心...。

2010/12/10

メールのやりとりとメモ

Witchenkare Vol.2への寄稿予定者、そして制作でお世話になる方々との、メールでのやりとりが頻繁になってきました。最近の私は「ランチに出かけて、食後に財布を忘れたことに気づいて、店主に詫びて急いで財布をとりに帰って、その途中で『財布を忘れてとりに帰っていること』を忘れて、通りかかった店で買い物をしかけて、ふたたび『財布を忘れてとりに帰っていること』を思い出してその店の店主にも詫びる」ということをやらかしてしまうくらい健忘症が進んでいるので、ここから先の行程ではメモメモ、メモ。PCのデスクトップにはいつも何枚かのスティッキーズを貼り付けていますが、さらに大事なメモは手書きで、それをデスクライトにセロテープで...ひらひら揺れて忘れません。

メモといえば、昨日は目黒にて通常業務での取材。昨年のいまごろも同じ場所で同じスタッフと同じ仕事だったので、終了後、今回もスタッフだけで遅いランチをと、前年偶然見つけた目黒川近くの洋食屋さんへ。個人経営で良心的な値段のお店だったのですが、記憶を頼りに歩いてお店の場所に着くと、あれ!? やってない? いや、どうやら夕方にならないと営業しない、別の店になってしまったよう...。こういうことはここ数年少なくないのですが、あ〜っ、せめて店の名前だけでもメモしておくべきだった。

帰宅してネット検索しても、店名がわからないので知りたいことはなにも出てこないです。住所はたぶん目黒区下目黒2-18あたりなのだけれど...。“目黒区下目黒 レストラン”なんかでググると、ぐるなびや食べログがお腹いっぱいになりそうなほどチェーン店系の情報を表示してくれるんだけれど、それらは私の知りたいことではないんだ。

2010/12/02

12月...

ですか、ですね。

今日はきりりッ、と身の引き締まる思いで、大好きな某誌発行人氏と会話をしました。そして、明日お約束しているかたとの出会いも楽しみです。あっ、そしてそして、通常業務でも、来週大きな山が...、とにかく年末へのカウントダウンです。

2010/11/24

リトルプレスから

いま思い返すと、Witchenkare Vol.1を発行しようと決め、実際に動き出しても、自分がいったいなにをつくっているのかよくわからない時期が長く続いていた。極端な言いかたをすると、じつはVol.1が世の中に流通してしばらく経ってもまだ、自分のなかで「これは○○である」という、しっくりする言葉を見つけられずにいた。...もちろん、これはあくまでも「私にとって」ということです。

世間的な分類では、ウィッチンケア Vol.1は紛うかたなき「ミニコミ誌」「同人誌」「インディペンデント誌」でしょう...このブログでは当初から「リトルプレス」という言葉を使っていました。対外的にはまったくもって「少部数印刷物なのだから、これでいいのだ!」と思い、そう決めた。でも自分のなかでは、どうにも「びしっと言い表してない」「かたちに逃げた」みたいな、もやもやした気持ちを抱えていました。

Vol.2をつくるにあたり、この「個人的な問題」だけは解決しようと、夏の終わり頃までいろいろ考えました。それで、やっと見つけた言葉はとてもシンプルでした。「文(を)芸(とする人が)創作(したものの)誌」で文芸創作誌。文芸cf.文藝(cf.文學、文壇、文豪?)...。私は最近視力が低下しているので、すっきり風通しのよさそうな「芸」という文字を選びます。

Witchenkare Vol.2には、前回(6人)より多くのかたが寄稿してくださる予定です。来週以降、個々の寄稿者とより具体的な打ち合わせを進め、来春の発行に備えたいと考えています。

みなさんどうぞよろしくお願い致します。

2010/11/04

Witchenkare Vol.2、始動

天候不順の2011年も、もう、あと2ヶ月となりました。早いなぁ〜。年齢の分母が増えたから、っていう理由だけではどうにも納得がいかない、加速するばかりの1年間です。

昨年のいまごろは...まさか自分がWitchenkareのブログを持っているなんて、思いもしませんでした。ウィッチンケアそのものの発想がなかった...いや、そろそろ「なにか始めてみようかな」くらいは、漠然と思い始めていたかな。

ここ1ヶ月半のあいだ、多くの方々とお会いしました。夏の終わりまでいろいろ考えた結果、いまの自分にできる最良のことは、さらにヴァージョンアップしたWitchenkare Vol.2を2011年4月までにつくることだ、と思い至りまして。...忙しいなか、貴重な時間を割いてくださって、ほんとうにありがとうございました。

まずは、これから師走の声を聞くあたりまでの期間、Vol.2についてのより具体的なことを、みなさまにお伝えしても大丈夫になるよう、動けるだけ動いてみます。...なんだかこんな表現しかできないのが自分でもまどろっこしいのですが、しかし現段階では「個々の話し合い」が最重要事項、ということで、すいません。

来春刊行予定のWitchenkare Vol.2、どうぞご期待ください。そして現在発売中のVol.1を、ぜひ次号が出る前に入手してください〜。

2010/09/24

創刊して半年です!

ほんとにもう、呼吸をしているのもばかばかしいくらい暑くて長かった夏が、ちらっとしか姿を見せなかった満月とともに、さっさとどこかへ逝ってしまいました。いやぁ、厳しかったな〜。

私の今年の猛暑対策は「とにかくただひたすら夏が過ぎ去るのを待つ」でした。元来せっかちな私にとって「待つこと」はひじょうに苦行ではあるのですが、しかし他に方法が思いつかなかったのだから、まあ、しかたなかった、と。心身ともにそうとうくたばりましたが、でもなんとか生き存えましたので...2010年もあと3ヶ月。

Witchenkare Vol.1を創刊してそろそろ半年、この間もずっと自分が「できること」と「できないこと」について考え続けていました。

ときには考えすぎて「もうウィッチンケアについては考えないようにしよう」という考えに至ることもありましたが、そんなときには即座に「なぜおまえはいま『もうウィッチンケアについては考えないようにしよう』という考えに至っちゃったのか」ということについて考えていまして、しかし自分だけでじっと考えていればリトルプレスが勝手に大きく育つってものでもないので...、つまり考えた後のことを、これからは実行していこうと思っています。

だって、呼吸をしているのもばかばかしいくらい暑くて長かった夏もやっと終わったのだし。

Witchenkare Vol.1は引き続き当ブログ内の「Witchenkareを購入できるのは...」欄で紹介している各書店で販売中です。読書週間までにはまだ1ヶ月ほどありますが、フライング大歓迎!

どうぞみなさん、ぜひ一度手にとってみてください。よろしくお願い致します。

2010/07/07

人のまえでしゃべること

先日、ある方からの依頼を受けまして、大学の授業で1時間強ほど「自分の仕事」についてしゃべってきました。最初は「えっ? なんで私が!?」と思いましたが、まあ、「出版界にはいろいろな仕事をしている人がいる」ということを、未来のある若い人たちに知ってもらうための一環というか、そんなことなのだろうな、と私なりに理解してのことです。

私の通常業務での仕事は、創業(!?)以来ずっと裏方、というか、スタッフワークです。ちょっとまえにある方と話をしていて「あなたはずっと『のりたま』としてキャリアを重ねているんですね。私は袋の裏に記されている成分表示です」と説明したのですが、つまり、ある出版物に私の名前がクレジットされていたとしても、それは「のりたま」という名前の製品における胡麻、鶏卵、海苔...あるいは、着色料や酸化防止剤のようなもの。

「学生さんって酸化防止剤の話、興味ありますかね?」ってな気分でしたが、でも「のりたま」を賞味期限内おいしく保っているという役割のものも世の中には存在するのだ、ということで...まあ、私のしゃべったことが、若い人たちに反面教師的にでも伝わればいいなと思っていました。

私は常日頃から口数の多い男ではありますが、いままで自分の仕事に関して不特定多数の人のまえで話した(り書いたりした)ことは、ほとんどありませんでした。法螺を含んだ「ビッグな発言」「エキセントリックな発言」はよく用いますが、それは相手の顔が見える場所(会議だったり)での密室的なもの。プライベートでは音楽の話かエッチな話...まあ、そんなことはいいか。

実際にしゃべっている最中に、自分のなかの「自分のある部分」に気がついておもしろかったです。それは「しゃべらないでいる状態」では私のなかで判断保留のことがら、どっちとも決めかねているから「それ以上考えないでいる」ことがらについても、けっこうバサバサと白か黒かに決着つけて言葉にしちゃうんですよ、自分。まあ「それが人のまえでしゃべるってことだよ」とそういうことに慣れている人から言われたら、そのとおりですね、としか...、なんですが。

少し時間が経って、過去に同じ体験をしたことがあったな、と思い出しました。もうずいぶんまえですが、外国人相手(特定の1人)に、自分の仕事について英語で1時間弱説明したことがありまして、そのときも「私の仕事は○○を○○することだ」「○○さんは偉大な人だ」「仕事を通じて○○したい」などと断定的にしゃべりながら、どこか「へ〜、オレって自分の仕事や知り合った人についてこんなふうに決着つけていたんだ」と、自分を他人が話しているように感じていたっけ。母国語じゃなくてボキャブラリーも少ないんで、バサバサと。

学生さんたちにはなるべく率直にしゃべろうと思っていました。おおむね「ほんとうのこと」を言葉にしてきたはずです。諸般の事情で多少の脚色/隠蔽もおこないましたが、それは職業癖(広告とかノベライズとか)だしなぁ。...そして私のおしゃべりを聞いた人は、そこでの言葉をもとに、私という人間を理解(判断)する、と。

あっ、もちろんWitchenkareについてもちゃんとしゃべってきました。私がなにを思ってつくることにしたのか、どうやってつくったのか、できあがってなにがどうなのか、そのことについて自分がいまどう思っているのか等々。ふうん、自分、そう思っていたのか...ウィッチンケアは私にとって「のりたま」です。そして、他の寄稿者の作品は、それぞれにとってなんなのだろう、とも。まあ、そこにあるかもしれない齟齬も抱え込んでの、モノとしてのリトルプレス(雑誌)だと考えています。

前回の書き込み後にも、いくつかのお取り扱い店の方とやりとりをさせていただきました。皆様のご厚意に感謝致します。そして引き続き、私にできることを、やっていかなければ! みなさん、この夏はぜひ、Witchenkareを入手して読んでくださ〜い。

【追記】
当日のレポートを木村重樹さんがサイトにアップしてくださいました。どうもありがとうございました&よい経験をさせていただいたことに、感謝!
http://www.wako.ac.jp/sougou/oldblog/blog/00528/2010/08/post_190.php

(2010年08月17日)

2010/06/29

7月に向けて、さらに。

これが6月に入って最初の更新になってしまいました。

いかんいかん、今月は私、エアポケットに陥ったような日々を過ごしてしまいましたが、しかし個人発行のリトルプレスではあるが公に向かって発表しているものでありますから、個人の事情は個人でなんとかして、さらに先に進む所存です(...って、すいません、ちょっとこんな感じなことしか書けなくて)。

ここにはなるべく正直なことを記すのがよいと思っています。創刊からそろそろ3ヶ月の販売状況は、現在私が把握している限りでは...。

連絡をとらせていただいたお店のうちの何店かでは、何冊かの動きがあったようですが、しかし何店かでは(敢えて書いてしまえば我がホームタウンなどで...)、お店からの応援PRまでいただいたのに、まだ...。

またある店舗には、つい先日私が直接出向いて状況を確認しました。たいへん目立つ場所に平積みでど〜んと積んでくださっていました。納品冊数を把握している私は、素早く在庫数を確認しまして、ちょっと肩を落としてその場を立ち去りました。

すみません、私の不徳の致すところです。共同制作者の皆様にも、言い出しっぺとしては申し訳ない気持ちでして、先日会ったその中の1人に「それで、発行人として今後の方針や戦略は?」と問われて、もうちょっと明確なことを言えるようになろうよ、オレ!

現在まで連絡をいただいているお取り扱い店舗の皆様が、「引き続き委託販売OK」と言ってくださったこと、心より感謝致します。また媒体自体のPRのためにいろいろお知恵を出してくださった方々にも...しかし、なかなか実現できていなくて、すまぬ!

世の中に出回っているウィッチンケアが、1冊でも多く新しい読者の手に届くように、今後もじたばた動いてみます。そしてできるだけ正直に、ここに状況を記録していきます。

とりあえず、今日ここで発行責任者としてお願いしたいことは...。

「出たらぜひ読みたいです!」と言ってくださっていた方のうち、もし忙しさや最近のじめっとした暑さでWitchenkareのことなんかすっかり忘れてしまっていた、というあなた! 思い出してくださ〜い。そして、可能でしたらアクションやリアクションを、ぜひお願い致します。

また、すでに入手してはいるものの、たまたま読むことを忘れてしまっている方がいらっしゃいましたら、思い出して読んでみてください〜。そしてもしなにかを感じたら、どうか忌憚ないご意見をエクスプレスしてください〜。

さらに、今後なにかの機会でWitchenkareの存在を知った方、ぜひ入手してみてください!

さらにさらに、まだWitchenkareなんて知らないという方! 知ってください!!

いまは頭の中でこれすべて「自分で蒔いた種」というフレーズがガンガン回っている状態ですが、人は短くもなく生きてみると、そんなフレーズを内包しながらもまだ先を目指せるようです。

今日はこれから岡田ジャパンVSパラグアイ戦を応援します。

PS
私が春先から関わっていた通常業務での書籍が今月2冊店頭に出まして、来月にももう1冊発売されます。そのうちの1冊から、少しくらいはパワーを分けてもらいたい...、とWTKがらみの愚痴のふりをして、ちょこっとPRもしてみました、失礼。

2010/05/31

創刊して2ヶ月です

なんだかずっと天候不順のまま、今日で5月も終わりです。私は連休終了後は、ひたすら通常業務と格闘していました。中旬の10日ほどは寝ているとき以外はほとんどPCに向かっていまして、日に日にキーボードを打つ際に違和感を覚え、ああ人間の指の爪っていうは着実に伸びるものなのだなぁ、とへんなことに感動したり。

その間の気分転換みたいな感じで始めてみたtumblrには、なんだか、すっかりハマッてしまいました。テキストのやりとりで楽しんでいる方も多いようですが、私は画像がメイン(おもにReblog)。

音楽(ほぼ洋楽)を聞くのとレコード/CDを収集するのが唯一の趣味みたいな人間なので、いわゆる「ジャケ買い」のように未知の画像をストックし、休息時に一気にリブログするのは、なんとも楽しいです。そして、フォローしてくれている人からの「言葉ではない反応」があるのも嬉しく...、薄〜い感じのコミュニケーションが気楽でいいです。

ついでに日々ストックされる画像のarchiveを見直してみて、自分がどういうタイプのスケベなのかも改めてわかったりして(恥)。あっ、tumblr経由でこのWitchenkareブログを覗いてくださった皆様、どうもありがとうございます(と初めて言葉で感謝!)。

さて、4月に発行したWitchenkareは引き続き「Witchenkareを購入できるのは...」欄に掲載した書店で発売中です。新たな書店から取り引きに関する問い合わせはなく、現在発売中の書店から「売り切れにつき追加注文」という話もなし(といっても、私の家のクローゼット在庫ももはや10数冊なのですが)。現状維持のまま、1人でも多くの(切実)、新たな読み手に発見していただけるのを待っています。

ベストを尽くして制作したリトルプレスなので、じたばたせずにもうしばらくこの体制を続けます。ただ、個々の書店さんによっては、現在お預かりいただいている冊数(あるいは置いていること自体)が経営上の負担になっている場合が、あるかもしれず...。不義理をしていて申し訳ありません。今週後半から、私が動いていろいろご相談させていただきます。

ウィッチンケアという媒体自体のPR不足は強く感じています。物販の援護射撃になりそうな「話題づくり」もできず、非力ですいません(発行人の責任です)。

だが、しかし。

...もうしばらくはいまの進路を変えずにいこうと思っています。共同制作者の皆様、販売にご協力いただいている皆様、そして読者の皆様、どうぞよろしくお願い致します。

2010/05/12

ふつうの日々

長かったGWも終わり、Witchenkare Vol.1は現在、当ブログ内の「Witchenkareを購入できるのは...」欄で紹介している各書店で販売中です。新たな取り扱い店の予定は、なし。当分は現体制のままでいってみます。私もしばらくは通常業務に勤しみます。

あ、連休中にTumblrを始めてみました。yoichijerry名義でもよかったのですが、どうせやるなら、何人かの方にでもウィッチンケアの存在を知ってもらえるかも、と思い、名義と壁紙だけではPRしてます〜。内容は...、まあ、発行人の人間性の一端が垣間見える程度のもの、かと。

それではまた、新しい動きなどありましたらご報告致します!

2010/05/03

リブロ吉祥寺店でも販売開始!

あのしつこく冬のような日ばかりだった超近過去が嘘のように、晴天が続きます。そしてそんなGWのさなか、東京・武蔵野市のリブロ吉祥寺店さんでもWitchenkare Vol.1の販売開始!

吉祥寺パルコ地下2階にある同店のレジカウンター近く、文芸誌コーナーに置いてくださいました。



またリブロ吉祥寺店では現在、ウィッチンケアに初の小説「文化祭」を寄稿してくれた浅生ハルミンさんの参加した「Kokeshi Book」のフェアも開催中です(5月11日まで)。

<東京都>

【武蔵野市】
リブロ吉祥寺店(文芸誌コーナー」)
〒180-8520 武蔵野市吉祥寺本町1-5-1 吉祥寺パルコ地下2階
Tel 0422-21-8122

2010/05/01

晴天のGWです。

Witchenkareのブログにアクセスしてくださった皆様へ。

どうもありがとうございます。
新たな動きなどあれば、また、当ブログでお知らせ致します(もちろん!)。

素敵な黄金週間をお過ごしください!

2010/04/30

GWです、またもや滞り!?

お〜、皆様、GWには文字を紙で読む悦楽を!
Witchenkareは、かなり最適だと思います...どうぞよろしく!

2010/04/23

東京のブックファースト新宿店でも販売開始!

一昨日は今年初の夏日だったのに、昨日は一転して冷たい雨。そんななか、私は少しまとまった量のWitchenkareをカバンに詰めて、新宿駅西口徒歩3分の新規取り扱い店舗さんへの納品でした。悪天候のため、滑車の付いた旅行カバンは無理と判断。大きめのトートバッグをえいやっ、と担いで傘を差し、床がビショビショの混んだ電車内では両腕で抱えて....いまは両肩にじんと沁みるフェルビナク3.0パーセント配合のフェイタスローションが心地好い。

ここ10日ばかりは、ウィッチンケアを販売してくださっている店舗の紹介が続きました。1ヶ月ちょっと前の私は、じつは自分がチャリンコで廻れる範囲内にある月極めのレンタルBOXを調べ、実際にお店の場所なども確認していたのです。大中小のBOXの、微妙に異なる容量、使用料を計算したりして...。

いや、過去の自分の書き込みにレスするみたいなことって、耽溺めいていてなんともグダグダなんですが、

発行前には想像もできなかったほど多くの方の目に触れる場所にWitchenkareを置いていただけたこと、ほんとうに感謝致します。また、そのような場所にWTKを連れていく仲介をしてくださった方々にも、頭深くお礼を申し上げます。...そして、ここからが「Witchenkare Vol.1」というリトルプレスのほんとうの正念場だと思っています。

ということでありまして、本日より東京・新宿区のブックファースト新宿店さんでも「Witchenkare Vol.1」が販売開始。同店は副都心側の新宿駅西口を出て地下通路でいくことができるモード学園コクーンタワーの地下1〜2階です。

1,000坪、常時90万冊の品揃えという書店街のような店舗ですが、WTKは地下1階のAゾーン(新刊・話題書/雑誌/地図・旅行ガイド)のレジカウンターすぐそば、文芸誌コーナーと隣接する「リトルマガジンコーナー」で発見できるはずです。どうぞよろしくお願い致します。

<東京都>

【新宿区】
ブックファースト新宿店(地下1階Aゾーンの「リトルマガジンコーナー」)
〒160-0023 新宿区西新宿1-7-3 モード学園コクーンタワー 地下1階・地下2階
Tel 03-5339-7611

2010/04/22

ブックファースト梅田店でも入手できます!

そして今週より、大阪・梅田のブックファースト梅田店さんも「Witchenkare Vol.1」の販売を開始してくださいました。売り場は1階の文芸カルチャーコーナー。ご協力いただいた方々に感謝致します。

<大阪府>

【大阪市】
ブックファースト梅田店
〒530-0001 大阪市北区梅田1-12-39 新阪急ビル1階〜3階(1階の「文芸カルチャーコーナー」)
Tel 06-4796-7188

2010/04/21

ブックファースト京都店でも入手できます!

Witchenkare Vol.1の取り扱い店舗が、関西方面でも少し増えました。今週からブックファースト京都店さんでも販売開始です。同店は京都四条河原町交差点北東角の「コトクロス阪急河原町」ビル4〜5階。4階の「文芸誌コーナー」に置いていただきました。今後とも、どうぞよろしくお願い致します。

<京都府>

【京都市】
ブックファースト京都店(4階の「文芸誌コーナー」)
〒600-8001 京都府京都市下京区真町67-1 コトクロス阪急河原町
Tel 075-229-8500

2010/04/20

リブロ池袋本店と渋谷店でも販売開始!

畏れ多くも綾部貴子様と辰巳五郎様、そしてPola Negri様に場繋ぎをお願いしてしまいましたが...。

本日より東京・豊島区のリブロ池袋本店さんと渋谷パルコpart1にあるリブロ渋谷店さんでも、「Witchenkare Vol.1」の販売開始です。

池袋本店は西武百貨店B1の「おかず市場」から続く別館(B1F-A)の文芸書コーナーに、渋谷店はパルコの地下1階、レジカウンター右手前方の雑誌コーナーに平積みで置いてくださっています(2010年4月20日時点で)。ご助力いただいた方々に感謝致します。

そして少しずつではありますが、「ウィッチンケア、読んだよ!」という声が届き始めています。私のもとには、主に「私が書いたもの」に対するさまざまな感想なのですが、同様のことが、他の寄稿者にも起こっているはず、と思いつつ。

<東京都>

【豊島区】
リブロ池袋本店(書籍館別館 B1F-Aの「文芸書コーナー」)
〒171-0022 豊島区南池袋1-28-1
Tel 03-5949-2910

【渋谷区】
リブロ渋谷店(雑誌コーナー)
〒150-0042 渋谷区宇田川町15-1 渋谷パルコpart1 B1F
Tel 03-3477-8736

2010/04/19

綾部探偵事務所

すいません、諸般の事情でWitchenkareに関する書き込みが滞っておりますので、以下の素敵な音楽でも聴きながら、しばしご歓談ください〜。

2010/04/15

花束


今日は敬愛するOさんからWitchenkare創刊を祝って花が届き、びっくりです! ほんとうにありがとうございます。そして多忙なのに2時間近くもいろいろ相談に乗ってくださったIさんにも感謝! ...イニシャルででも、記録しておきたいできごとでした。

2010/04/14

岩波ブックセンターでも入手できます!

そして本日の夕方より、東京・神田(地下鉄「神保町」駅スグ)の岩波ブックセンターさんでも「Witchenkare Vol.1」の取り扱いを開始してくださいました。売り場は靖国通りに面したドアを入って左側のあたり。ご助力いただいた方々に感謝致します。

<東京都>

【千代田区】
岩波ブックセンター
〒101-0051 千代田区神田神保町2-3
Tel 03-3263-6601


...と、ここまでインフォメーションを記してログアウトすれば慎ましいのかと存じますが、しかし発行責任者である私としては、もう少しもやもやした気持ちを、率直に綴っておきたくなりました。

上記のような書き込みを、このブログにアクセスしてくださった方以外にも広く知っていただくには、私は今後、どのような動きをすればいいのか。考えれば考えるほど、やらなければいけないことはたくさんあるな、と。

明日も通常業務、そして大事なWTKに関する打ち合わせ、さらに先ほど実家の母親から「近所からもらった筍を煮たので取りにおいで」との電話...筍のために実家往復数十キロ...いや筍は私、好物ですが。

スミマセン、少しとり乱しました。どうか皆様、Witchenkareという創刊したばかりのリトルプレスのこと、そしてこのブログのことを、お知り合いの方々にもお伝えしていただければ、嬉しい限りでございます。

2010/04/13

三省堂書店神保町本店でも!

明日(2010年4月14日)以降、東京・神田の三省堂書店神保町本店さんでも「Witchenkare Vol.1」をお取り扱いいただけることになりました。売り場は同店4階の「地方出版・小出版物コーナー」。ご理解を示してくださった方々に感謝致します。

<東京都>

【千代田区】
三省堂書店神保町本店(4階の「地方出版・小出版物コーナー」)
〒101-0051 千代田区神田神保町1-1
Tel 03-3233-3312

2010/04/12

今後への雑感

Witchenkareの正式創刊日(2010年4月1日)から続けてきた、共同制作者の紹介は一段落。そして、同時進行で私が続けてきた販売に関するいくつかの交渉も、あとは正式な返事をいただければ、という段階に辿り着いています。今週中(今月中?)にもう何店舗か、新規のお取り扱い店をお知らせできると思います。

気がつくとクローゼットにどかんと場所を占めていたWitchenkareも、あと数十部。書籍の流通状況というのは、自分が各店舗で目視したものが一部あるものの、ひじょうに想像しづらいです。...いや、しづらいというより、そのことに思いを至らすと、健康に良くないというか、なるほどこれが物販というものなのか、というか。

自分が過去に関わってきたのはソフト(虚業とは思わないが、実体!? のないもの)だったんだな、と感じています。そして願うことは、みんな(世の中に出ていったWTK1冊1冊のこと)、できれば幸せな人の手に取られてくれ、もう俺んとこのクローゼットに戻ってなんかくるんじゃないぞ、と。

思い返せば制作過程の途中にこのブログを立ち上げ、モノとして完成した時点で公開し、多くの方の力添えで流通のかたちをほぼ整えることができた、この時点を目指して、ずっと試行錯誤してきたんだよなぁ、と...なんだかすごくまとまりの悪い文章を書いていますが、そんなことを思っていると、今日、記しておきたい。

今現在、いろいろな場所で“世の中”と向き合っているWitchenkare Vol.1が媒介となって、この先なにかが始まっていくのだろうと思っています。それが良いことなのか悪いことなのかわからない。いやすでに「なにも始まらない」ってことだって、始まっているかもしれないのですが...。

というわけで、私はこの先このブログに、なにを書けばいいのだろうか。愚直に「買ってください、読んでください!」を連呼? それはないよなぁ。

2010/04/11

桜吹雪って


ほんとに風に舞い上げられるんですね、本日某所でしかと目撃。感情はいびつに揺れます。

明日は寒の戻りみたいですが、皆様お風邪などひかぬように。

2010/04/09

(株)啓文社社長・入江啓文さん

Witchenkareの印刷/製本は、可能なら「誰がつくってくれるのかがわかる」印刷会社にお願いしたいと思っていました。近年はネット経由でデータを入稿すると指定日までに本を送ってくれる、といったサービスもあるようですが、私は古いタイプの人間なので。

昨年末、都内の印刷会社をあれこれ検索していると、あ、私がかつて住んでいた「世田谷ボロ市」の町の近くに、自費出版や少部数印刷でも引き受けてくれる会社が! HPの問い合わせ欄に「漠然とした問い合わせ」をメールすると、その日のうちに返信が!!

年が明けて、いよいよWTKを本気でつくることになり、私は天気のいい日の午後、昼食と「気になっていた印刷会社」の外観を見るためにチャリンコで松陰神社まで。そして辰屋でガツンと腹を満たしていたせいか、パワーが出てきて「すいません、こちらの会社って...」と“飛び込み”。突然の訪問に対応してくれたのは(株)啓文社社長・入江啓文さんでした。

ページ数、部数、そして予算程度しか伝えられなかったのですが、入江社長からは「なんとかしましょう」との返事。私たちがやろうとしていることに理解を示してくれたこと、そして「この人がつくってくれるんだ」という気持ちになれたことが嬉しかったです。

3月上旬、レイアウトがほぼ完成し、アートディレクターの有北眞也さん、通常業務では本の装幀も手掛けている浅生ハルミンさんとともに、ふたたび啓文社へ。入江社長との約1時間の打ち合わせで、使用する紙や入稿方法について確認しました。そこで贅沢を言えばきりがないので、あくまでも、当初の予算内での工夫。じつは最初に入江社長に会ったときよりページ数、写真点数が増えていたのですが、それでも「なんとかしましょう」という入江社長の返事は変わらなかったのです。

それから製本されたWitchenkareが届くまでは、いま思えばあっという間だったな。私のところには発送日に、啓文社さんが直接届けてくれました。

ありがとうございます! 2

そして私の通常業務での戦友・船見真鈴さんがWitchenkareについて、ご自身のブログ内で紹介してくださいました。ちょっと真鈴さん、あんなキラキラ系の場所で、こんな身の丈系のWTKのこと書いてくれて大丈夫!?....いえいえ、大感謝です。

船見さんの新著「『聴く力』磨けば人生うまくいく!」は先月末、ともに“戦って”きた版元から発売されたばかり。私も聴く力を磨いて、人生をうまくいかせたいです!

2010/04/08

ありがとうございます!

Witchenkare取り扱い店の「NOT PILLAR BOOKS」さんのONLINE SHOP が、本日より誌面内容を紹介してくださっています。しかもオリジナルの写真とともに(もちろんネット購入可能)! どうもありがとうございます。

そして「貸本喫茶ちょうちょぼっこ」さん、「にわとり文庫」さんも、Twitterでの紹介ありがとうございました!

そしてそして、やはりTwitterで何度もWitchenkareについて紹介してくださっている「team_wamezo」の皆様にも、高田馬場のWaの付く予備校で暗い青春、目白の大学は受験失敗、池袋の大学で微妙な青春をかつて味わったものとして、最敬礼で感謝致します。

今後とも、どうぞよろしくお願い致します。

アートディレクター・有北眞也さん


Witchenkare制作の際に、一番頭を悩ませたのは「どんなかたちの本にするか」でした。たとえばWebマガジンであれば、テキストとビジュアルを私1人であっても(クオリティは、さておいて...)、なんとか人に読んでもらえるようにレイアウトすることが、可能かもしれない。でも「モノとしてのリトルプレス」を完成させるには、専門家に依頼するか、自分でできる範囲内のものでよしとして、ある部分は“諦める”か...。

最初、この行程は印刷/製本と同じように「仕事」としてどなたかにお願いしようと思っていました。あるいは、家にあるプリンタとホッチキスで Do It Yourself! の精神を貫くか、とも...(でも生まれつき○○な私は、書店に並んでいるような本のかたちにはしたかった、最初から)。

有北眞也さんの会社(株式会社パザパインク)を訪ねた時点では、まだ自分の気持ちが決まっていませんでした。毎度のごとく、ぐちゃぐちゃの頭のまま会いにいって「眞さんオレ、じつは今度さぁ...」と夢語り。おカネの話は最後に、と。

ひととおり私の話を聞いた有北さんは「わかったよ。じゃ俺がレイアウトするよ」。次に私が言うべき言葉は「じゃ、いくらくらいで?」なのですが、しかし、それは言い出さないでいい、といった雰囲気の笑顔。ちょっと有北さん、オレも編集の端くれだから、入稿前とか、ふだんお付き合いのあるデザイン会社にどれだけめんどくさいお願いしてるか、わかってますぜ。そしてそれは「仕事」として成立しているから、お願いできることで...。

自分にとっても、新しいアプリケーション(インデザイン CS4)の練習になるから、と有北さん。その言葉に、その場で乗っちゃうことに方向転換し、しれっと口を噤む私。

印刷行程に移行する前の3週間は、私、ほんとうに痩せました。もともと私もせっかちなのですが、有北さんは私よりもさらに「やることはまず先にガーッと片付けて、ぱっと楽しくプライベートに切り替え」派。寄稿者のなかにはもっとゆったりもやもやした時間の流れのなかで作品を生み出している方もおり(というより、そもそも私がお願いしていることが通常業務外のこと)、私は双方の真ん中で「待つこと」と「待ってくださいと頼むこと」しかできず...。

六本木「トゥーリア」の照明が落下する前からの知り合いである有北さんとは、今回初めて一緒に本格的なものづくりをしました。じつは明日はWTK完成の打ち上げなのですが、きっとそこでは私、有北さんからたっぷり怒られるのだと思います。どんなに怒られても、心の限り多大な苦労をおかけしたことをねぎらいたいと存じます。ほんとうにお疲れさまでした!

あっ、そんなアートディレクターの有北眞也さんと私の、過去のエピソードを最後にひとつ。数年前に父親が他界し、「お別れの会」を開いたときのこと。有北さんも参列してくれました。サバービアな私の小さな実家の駐車場に置かれた、有北さんの当時の愛車ポルシェ。そのなんともいえない風景を、写真に撮っておくべきだった。

2010/04/07

写真提供者・徳吉久さん

Witchenkare Vol.1に掲載されているほとんどの写真を提供してくれた徳吉久さんと私は、いまから20年近く前、編集者のSさんを介して知り合いました。最初に会ったのはその方の家での小さなパーティで、その日の徳吉さんは普通のソース焼きそばに大量のチリソースを投入して焼き上げてくれて...私は「ああ、こういうのがパリ風の焼きそばなのか」と...。徳吉さんは、パートナーの下地文恵さんとともにパリから一時帰国していたのです(しかし私の人に対する記憶は食べものばかり)。

2度目に会ったのはパリの地下鉄の駅。一度パリってとこにいってやろうじゃないか、と思い立って旅をしていた私に、自分だけでは絶対に気づかなかった街の魅力をたくさん教えてくれました。その頃の徳吉さんは、下地さんと慎ましく暮らしながら自分の好きな写真を撮り続けていて、じつは私は煮詰まり気味でのリセット旅だったのですが、ああこの人たちは自分のやりたいことをやりながらたんたんと暮らしていてなんて美しいのか、と衝撃を受けたものです。言い訳ばかり上手になる自分ってどうなの、とも。



数年後に徳吉さんと下地さんは帰国し、やがて表参道に小さな事務所を構え、その後については私の拙い文章よりもジュウ・ドゥ・ポゥムのHPを見ていただいた方が...。

ここ何年かは賀状だけのお付き合いでしたが、昨年の冬に私が突然長いメールを送りました。その数日後には押しかけるようにランチに誘い「オレはなんかやりたくなったので、それは、徳吉さんと一緒がいいと思った」と意味不明の説明をする私。それに対し徳吉さんは「多田さんがなにかをつくりたいと思ったときに、私のことを思い出してくれてありがとうございます」。

そのランチの際、雑談で「作品づくり」「仕事」「自己実現」について少し話しましたが、尻切れトンボ。この3つが一致していればいるほど本人はハッピーなのか、みたいなことだったのですが...じつは私も正解はわからない。明後日にはまた仕事でパリにいってしまう徳吉さんと、そのうちにゆっくり、続きを話してみたいです。

2010/04/06

寄稿者紹介6(多田洋一)

順番でいくと今日は自己紹介になるので、こんな機会には、自己申告でもしないかぎりは、このまま「ネット時代前夜の活字産業」の超深海魚として棲息していくことになりそうな私自身の遠い過去の仕事について、少しだけ...。

「エコエコアザラクII」(脚本:佐藤嗣麻子 ノベライズ:多田洋一 扶桑社文庫、1996年4月、ISBN 4594019684)

吉野公佳主演の映画「エコエコアザラク Ⅱ EKO EKO AZARAK Ⅱ Birth of the Wizard」(1996年公開)のノベライズ本。どういうわけか!? とても自由に書かせてもらい、ほぼそのままの内容で出版されました。もう10数年読み返していないが、たしか前半部分は私の完全創作状態。映画には全然出てこないLed Zeppelinの話などを、当時嬉々として書いた記憶が。

「Tokyo 23区の女」(フジテレビ出版 、1996年9月、 ISBN-10: 4594020690)

フジテレビ深夜に放映された実験的オムニバスドラマ「Tokyo 23区の女 」の番組本。全26話中11話をノベライズで収録。その全部を私が書き、うち1話は脚本家からNGが出て全面サシカエになるが、残りの10話はかなりの自由度で書いたものが、そのまま出版。この仕事をしながら、私は1人称と3人称の使い方について、いろいろ実験していた記憶が。奨学金留学生みたいな気分でした。

「品川区の女」はドラマも面白くて、自分でもうまく書けたと当時思った。あと、「千代田区の女」ではニッポン放送の番組「オールナイト・ミュージック」のパーソナリティ・神崎薫(水野美紀)がイービーティージーの「Before Today」、小沢健二の「僕らが旅に出る理由」、シャンティ・サベージの「I Will Survive」、ザ・ブルー・ナイルの「Soon」なんて曲を次々とかけるのですが、どう考えても、現実ではあり得ない選曲...っていうか、これらは明らかに当時の私の、この仕事のBGMを並べて遊んでる。

このへんは赤字チェックでもスルーだろう、と読んで、ノベライズ仕事では少し戯れる(ちまちまと自己投影させる)のです。そしてこの仕事は、若い頃いろいろ助けてくれたオフィス旬の外山知子さん(故人)との共同作業。

雑誌、広告、PR誌などでの仕事はあまりにも雑多(しかも栄枯盛衰)で、ネットで探し出したりするだけもたいへんなのですが、でも検索してひとつ発見。この仕事(月刊文藝春秋に連載)で紀行ライターを5年ぐらい続け、多くの作家と会い、日本全国を旅したことは貴重な体験でありました。

web@yoichi(多田洋一のHP)

2010/04/05

寄稿者紹介5(友田聡さん)


今回の寄稿者のなかで、友田聡さんは私のもっとも古い友人。大学でのサークル仲間で、その頃は家も近かったのでたがいの実家に泊まって音楽について話し込んだり、と無邪気な思い出を共有しています。

友田さんはもう忘れているでしょうが、私は当時のことでふたつ、強烈に覚えていることがあります。その1は、友田さんに「★We 're An American Band★GRAND FUNK」のステッカー(青い方)をもらったこと。なんで友田がオレにグラファンのステッカーくれたんだか、もうわからない...たぶんあんまり好きじゃなかったから? そのステッカーを私は若気の至りで愛用のテレキャスターのボディの裏に貼っちゃって...じつはそのテレキャスはいまもときどき弾くのですが、ずっと貼りっぱなしでえらく色褪せてます。かといっていま剥がすとそこだけ色が違ってそうで、貼るんじゃなかった、と思いながらそのまま。

そしてその2は、友田邸に泊まって二日酔いで起きたある日、友田さんがつくってくれた豚肉のオイスターソース焼きがめちゃくちゃうまかったこと。たしかダイニングでジャーのごはんとそのおかずだけで食べたのだけれど、なぜあんなにうまいと思ったのか!?  すでに友田さんにはあの時点で、現在の“暮らしのリズム”的できごとに通じる、食に関する独自のなにかが萌芽していたのか? いや、単に腹が減っていただけのような気もするが。

大学を出てからは、OBの集まりなどで会うときは会うけれど会わないときは全然会わない、みたいな感じが続いていて、それでも1990年頃から「友田さとし」の表記で音楽雑誌「ラティーナ」 (LATINA)や、「ミュージック・マガジン」関連のムックなどで名前を見かけるようになって、ああ、友田は字を書く人になったんだなぁと思っていました。

そんな友田さんとあるきっかけでここ数年は年に1度くらい会うようになり、それで「あの洋楽志向だった友田が、なぜ【暮らしのリズム】の友田聡さんになったのか、ちょっとまとまった量の文章で、私にもわかるように教えてくれませんか?」ということで寄稿を依頼し、ご了解いただいた、と。

原稿をもらって一読した私の素直な感想は、「オレはいままで友田のことをなにも知らなかったのかも知れない...」という驚きでした。

2010/04/04

寄稿者紹介4(浅生ハルミンさん)

浅生ハルミンさんの著書「猫座の女の生活と意見」(トリストラム・シャンディを踏まえてのタイトルか!?)のなかに、私は密かに悪役として登場しています。P100下段の「知人の別荘でバーベキューをしたときのこと」のくだりで...。以下は同書より引用。

皿に取り分けたがまだ十分に焼けていなかった高級霜降り肉を再び網に戻し、そろそろ焼けるかなーとお皿を空けて待ち構えていると、他の人のお皿には肉が戻っていったのに、どういうわけか私の肉だけ戻ってこなかった。私の肉はどこ……? 眼の前には空っぽのお皿。自分だけ舞踏会に連れていってもらえず掃除を命じられた灰かぶり姫のような気持ちに襲われ、泣いてしまった。私のお皿にだけ肉がのっていないのが本当に悲しかった。

すいませんでした! 焼き上がりのタイミングを見計らうのに忙しくて、ついうっかり浅生さんの肉を戻し忘れただけですよ。他意はなし。バタバタしてたの、それだけ。突然眼にいっぱい涙を溜めて噦るから、慌てて戻したでしょ、高級霜降り(というよりはリブロース塊の丸焼きを、その場でスライスしてのサーブ...だから火がなかなか通らなかった)。

よもや数年後に「そのことを思い出すと、悲しさが今も完璧に、完全なまでによみがえってきてまた泣いてしまう」と日本全国で発売される本に記されるとは、思いもよりませんでした。本当にすいませんでした!!  ちなみに、このバーベキューパーティの主宰者は、Witchenkareのアートディレクションを務めた有北眞也さん。

浅生さんの新著「猫の目散歩」を、私はかつての職場近くの書店「本の教文館」で買いました。2階の「女流作家コーナー」にどっさっり陳列されていたなかから、謹んで1冊。...とにかく、もう2度と灰かぶり姫のような気持ちにさせるような失敗は繰り返しませんので、どうか今後ともよろしくお願い致します〜。


浅生ハルミンの『私は猫ストーカー』 passage

2010/04/03

寄稿者紹介3(藤森陽子さん)


藤森陽子さんがまだ大塚陽子さんだったころ、その後パートナーとなる男性と、仲よく渋谷のデパートで買い物をしているところを偶然見かけた記憶あり...あれから喜びも喜びも幾歳月。

私と“大塚さん”はライターとして、これまで何冊かの書籍の仕事で一緒に働いてきました。「黄金ボキャブラ天国」のときは東京タワーの下にあるスタジオの「若手芸人の共同楽屋」みたいな大部屋で、まだ血気盛んな爆笑問題、松本ハウス、ネプチューン、フォークダンスDE成子坂、海砂利水魚、底ぬけエアラインなどが騒いでいる姿を観察し本番をレポートしたり(パイレーツはいつも隅っこにおとなしくいたっちゅ~の)、「ビストロスマップ」シリーズの何冊かでは、限られた条件と時間内で5人をインタビューしたり。まだまだ本は本屋さんで買う時代で、関わった本の何冊かは、発売日に、新宿・紀伊國屋書店のレジカウンターに平積みにされて売っていたのを覚えています。

そして大塚さんが藤森さんになって世紀が変わって、「めちゃイケ大百科事典」~後にも先にもコレを越えるきつい仕事はないだろう、きっと(編集担当者は校了日に流れ出る鼻血をティッシュを穴に突っ込んで押さえ、デザイナーの河地貢士(カワチコーシ)さんは長椅子に大の字で仰向け)〜という書籍を共同制作。番組の総監督・片岡飛鳥さんとの取材会議は、夜7時に始まりそのままぶっ続けで翌日正午を過ぎても終わらない、なんてことがザラで、そんな会議が月に何度か、約半年続きました。その間にも番組のオンエアは回を重ね、それに伴い原稿の追加修正も果てしなく...。

ついに完成し、初版10万部が即日完売ですぐに10万部増刷、その後も増刷が数年続き...テレビやタレントのある種のパワーを、心底思い知りました。そして、個人的には「世の中にはあんなに“くだらないこと”に命懸けで取り組んでいる制作者がいる」ということを実感し、以後テレビの見かたが変わった。同書のライティング作業でともに寿命を削った八巻裕実さん、加藤芳幸さん、Witchenkare Vol.2が立ち上がった際には、ぜひ寄稿のほどをご一考願いたく。

スタッフとして配されたライターは、ただひたすら「完成型として望まれている本」に向かって書き、文末や奥付にクレジットされるのです。テキストのどこかに“自分”みたいなものが投影されていないわけではないのですが、そんなことよりはとにかく「殺人者は人を殺し、恋人は恋をする」。

現在は「Hanako」等で活躍するライター・藤森陽子さんには、今回思いっ切り自分語りをしてもらいました。

「Hanako」2010年3/25号「吉祥寺特集」について
A.K Labo-blog
※いずれも藤森さんが紹介されています!

2010/04/02

寄稿者紹介2(我妻俊樹さん)


数年前、数人での酒宴の際に我妻俊樹さんの対面にいて、不思議な体験をしたことがあります。私は店内の壁にある時計がよく見える席で、その時計は当然動いているものと思って会話を続けていました。

じつは飲んだ店は私の家のすぐ近くなので、帰ろうと思えばいつでも帰れたのですが、でも始発を待っている人も含まれていたので、それまでは一緒にいようと思っていました。そのうち、滅多にないくらい酔いが回り、なぜか私は異常なテンションで我妻さんをいじり続けて暴言放言の嵐。

窓の外がすっかり明るくなり、私は時計が止まっていたことに気づきました。他の人はみんな「今日は多田の独演会で朝帰りか」と、つきあってくれていたのです。私が始発待ちの人につきあっていたのではなくて...。なんだったんだ、あの日は? あとで我妻さんが「でも楽しかったですよ」と言ってくれたので、ほっとしたことを覚えています。

私はいまでも密かに、あの時計はじつは我妻さんが夜の途中のどこかで止めたのではないか、と思っています。マジックかなんか、使って。そんな術が使えそうな気配がある人なのです。私と我妻さんは十数年来の知り合い。その間、十数回くらいは会ったかな? テキストを介しての“会話”は、わりと濃密だった時期があったような。

Witchenkareをつくることになって、ひさびさに「リアル我妻さん」と喫茶店で会いました。あいかわらず端整な顔立ちで、瞳がキラキラしていて、けっして多弁ではないが、好人物な印象。そんな我妻さんの書く文章は、でもやっぱり時計くらいなら簡単に止めてしまいそうな、妖しいマジックを秘めています。

今回我妻俊樹さんが寄稿してくれた「雨傘は雨の生徒」は第39回新潮新人賞(2007年)の【小説部門】で最終候補作となった作品です。5人の選考委員のうちの町田康氏と福田和也氏の選評は、「私がこれからも書き続けることを強く肯定してくれるものだった」と、我妻さんはかつて自身のブログに記しています。そんな我妻さんの他の作品は、ネットや書籍でも読むことができます。
ビーケーワン怪談大賞
てのひら怪談—ビーケーワン怪談大賞傑作選

今日の砂漠」(我妻俊樹さんのブログ)

販売店について

昨日よりWitchenkare販売開始の結構人ミルクホールさんが、さっそくブログにて紹介してくださっています。どうもありがとうございます!

そして個人的に何名かから、ジュンク堂書店新宿店さんに出向いたもののWitchenkareを発見できなかった、という旨の連絡をいただきましたので、はい、私は本日、さっそく目視確認して参りました。

ジュンク堂書店新宿店さんは90万冊もの本を取り揃えている大型書店ですが、皆様、まず8階を目指してください。そしてエスカレーター近くの地図・旅行ブースのほうへと。壁際に「カルチャー/ミニコミ/リトルプレス」というコーナーがあり、そこに確かにWTKはあるのであります!

表紙右下に誌名ロゴを配す、という「業界の掟破り」的デザインのWTKなのですが、ジュンク堂書店新宿店さんは、そんな見えにくい場所にあるロゴが見えるよう、棚にスペースまでつくってくださっていました。写真がピンボケで見にくいのですが...深く感謝致します。

2010/04/01

寄稿者紹介1(神田ぱんさん)


昨年、私がつまらない病気で入院していた頃、神田ぱんさんがアポなしお見舞いにきてくれました。そのとき「私はもう読んじゃったんで、これ、ちょっと古い雑誌だけど」と差し入れてくれたのが写真の「週刊明星」。たしかにちょっと古い。1970年12月13日号...。

私ももう読んじゃったんで、次は「ずっとおとうさんは西城秀樹だと思ってた」とかつてテレビで言っていた、辺見えみりさんにでも差し上げたいです。

Witchenkareをつくろうと思い立ったとき、まずは神田さんに相談しました。雑誌「散歩の達人」等で活躍中の神田さんは、ミニコミの分野でも「車掌」をはじめ多くの媒体/イベントに関わってきた人なので。いろいろアドバイスを受けましたが、一番激辛で効いたのは「自分でやりたいことがあるなら、なんでも自分でやるべき」のひとこと。この言葉が、本日のこのような形式でのWitchenkare創刊に、一直線に繋がっています。

あんぱん団!」(神田ぱんさんのHP)

2010/03/31

京都近辺でも!

そしてほんの少し前に、NOT PILLAR BOOKSさんでもWitchenkare Vol.1をお取り扱いいただけることになりました。

「ライブ会場など、通常本屋が出店しないスペースに移動して販売するスタイルの本屋。zineやリトルプレスなどが中心です」 〜ONLINE SHOPの紹介文より引用〜。

どうぞよろしくお願い致します。

創刊日

いよいよ明日がWitchenkare Vol.1の創刊日です。

昨日はやけに明るい満月の夜でした。昨年の12月、リトルプレスをつくってみようと思い立ったときも凍ったような満月で...この間、月を意識的に眺めたのは2回だけ。「満月の夜、モビー・グレイプのように」(by トム・ヴァーライン)じゃないけれど、満月はなにかの潮目を、人に意識させるものなのか?

明日から7月末まで、結構人ミルクホールさん(〒113-0022 東京都文京区千駄木 2-48-16)でもWitchenkareをお取り扱いいただけることになりました。ご理解を示してくださったこと、感謝致します。

そして私が参加していないTwitterでWTKに言及してくださった皆様にも、深く御礼申し上げます。えっ? おまえもやれば、って!? ウヌヌヌヌッ...なにひとつ弁解はしません。いましばらくは、当ブログがメインで、じたばたしてみます。

どうぞよろしくお願い致します。

2010/03/30

モノとしてのWitchenkare、雑感

3月4日の責了から、ほぼ1ヶ月。この期間、私は通常業務の合間をぬって「モノとしてのWitchenkare」が世の中と接触する場所を探しました。いままで客として多少は馴染みのあった店舗、共同制作者の伝手で紹介してもらった店舗、まったくの「飛び込み営業」のようなかたちで、こちらからアプローチした店舗。多くの方と出会い、自分たちのつくった「モノ」に対するさまざまな視点(と言葉)を体感することができたのは、貴重な経験だったと思います。

私は「すでに仕事として発生している」書籍や雑誌に関わり、短くもなくライター/エディターとしての作業を続けてきました。前世紀末くらいまでは、作業に付随してまだ多くのモノが、周囲にあったんですよね。社(誌)名入り原稿用紙やポジ袋、ダーマトグラフなんかの出番はもうずいぶん少なくなっていましたが、それでもMDやMO、CD-R等のディスク、ファクスで受信した紙、クリップや糊や切手、考えようによっては喫茶店の領収証なんかも、まだまだ必要なモノとして普通にあったと思います。仕事のBGMも6連チャンジャーのCDプレイヤーで聞いて、ジャケットの入ったプラスティックケースがデスクまわりに普通に積んであったし。いまや打ち合わせはメールのみ、もめずらしくなく、音楽もiTunesで、がほとんど。

ここ数年で私の仕事はすっかり「データのやりとり」になりました。手にするモノは資料としての書籍や雑誌や脚本、コピーの束、DVD、取材用ICレコーダ、そしてなにはなくてもPCと、思いもよらなかった老眼鏡...。でもそれらのうちのいくつかも、すでにデータで受けとったほうが、使い回しがよかったりして。あっ、少しまとまった量の原稿の仕事をした際には初稿ゲラが届いて、あの厚さが一番「モノ感」があるかな。

そして最後に、刊行されたモノとしての書籍や雑誌。これらは仕事ベースで関わっていると「赤字戻しさえすれば校正/製本されて、数週間後には見本誌/掲載誌が届き、自動的に書店に並ぶ。メディアでのPRも」があたりまえ、と。今回、Witchenkareを構想から納入までやってみて(まだ精算や返品があるので、たいへんなのはこれからという気もしますが)、あたりまえのことをあたりまえにやるのがどんだけたいへんなのか、ほんの少しわかったような気がします。

逆に、どの行程がまだ実感できていないのかも、ぼんやりとは、わかってきた。一例を挙げれば「商売/商品」ということ、とか。さらにこの期間中、自身が自覚しないまま、私の礼を失するような言動があったかも知れず、不快な思いをさせてしまった方々には申し訳ありませんでした。

「場所探し」の過程で1度だけ、明確に断られました。私鉄のターミナル駅近くの町に、数年前できたセレクトショップ的な書店でのこと。事前に「できたもの見て検討する」と店主が言ってくれていたので、私としては見本誌と「委託販売に関する条件等」についての書類を持参し、判断してもらおうと思っていました。届ける前に電話を入れると「私はこれから不在になるので、代わりの者が対応します」とのこと。私は「営業時間内には必ず」と約束して、夕方その店を訪ねました。

店主不在とわかっていたので、その日は置いてくるだけのつもりでした。しかし対応してくれた女性店員から「もし私でよければ、いまここで判断しますが」との申し出が。えっ!? とは思ったが断れる立場でもなく、封筒を開けて見本誌と書類を渡し、媒体の概要や共同制作者について、数分は説明できたかな。内容については、なにしろ文字だらけの冊子なので、あとで店主に少しでも目を通してもらえれば嬉しい、と。でも、ぱらぱらと見本誌を捲った女性店員の判断は、早かったです。

「この本は多くの客が関心を示すような特集のない、文芸誌のようなもの。そういう本は、たとえば執筆者に興味があるような特定の客しか買わず、置いてもほとんど動かない。うちには動かない本を置くスペースはないので、今回は取り扱えません。今後もし続けてつくるのであれば、そういうことも考えてみて、それでまた持ってきてくれれば、改めて取り扱うかどうか検討することはできます」

店の雰囲気、客として見ていた品揃えでは、そんな経営方針の店舗だと見抜けず、お忙しいなか無駄な時間を費やさせてごめんなさいね。

それと、これは余談ですが、数分間の説明中、私はどうにも女性店員の「あなたは誰?」視線が気になり、ちょっと「まあ、寄稿者のなかでは私が一番無名だと思うんですけど」と言ってみたら、即座に「はい」と相槌を打たれて、なんとまあ率直な。

明後日の創刊まで、もう少し「場所探し」を続けてみます。どうぞよろしくお願い致します。

2010/03/29

ご紹介感謝! とオンライン購入

古書ビビビさん、タコシェさん、模索舎.storeさんに続き、Music&Zakka Lykkelig -リュケリ- web shopさんにも、Witchenkareを詳しくご紹介していただきました。しかも、なんと表紙だけでなく、誌面の画像までオリジナルで...! ほんとうにありがとうございます。

2010/03/28

寒い日曜日

今日はここ数ヶ月のWitchenkare+通常業務生活のあいだに伸びっ放しだった髪の毛を切りに、午前中から外出。

町並みや車窓から見た桜は「花開いてはみたものの、さて、どうしたものやら」の2〜3分咲きで...って、こういう自分の心情と風景をシンクロさせて悦に入るような文章は臍茶です。

オフィシャルな創刊日まであと数日です。それまでに自分がやること、やらないこと、やり残して、でも記録しておくべきことの範囲を、確認した週末でした。

でも寒いのは、なんか活性が鈍っていかんですね。

2010/03/26

「ぱらねも」の思い出


今回リトルプレスをつくろうと思い立ったとき、ほぼ同時に「やるなら、かつてのあの仲間にも声をかけてみよう」と頭に浮かびました。どんな仲間かというと、20世紀の末期に存在していた草の根BBS「ぱらねも」で“しゃべっていた”人々です。

モデムを使って電話回線を通しての、いまから考えると、まさにNTTの餌食みたいなコミュニケーションでしたが、でも面白かったんだよなぁ。参加者は、100名前後(登録しているだけの人も含めて)? いま振り返ると「あの人が!」という人物もいた...。

最後のほうは主宰者の厚意で続けさせてもらっている、みたいになって、それぞれが漸次インターネットへと移行していったのですが...。

Witchenkareの共同制作者の何名かは、その「ぱらねも」での仲間です。数年ぶりに会った、みたいな人もいましたが、でも今回初めて一緒に「かたちのあるもの」をつくることができて、感慨深いです。だって当時は、ほんとうに“しゃべっていた”だけだから。

というわけで「ぱらねも」主宰者だった尾形秀夫さん、ありがとう! ってここで“しゃべって”もし声が届いたら、ビックリだな。現在はどこでなにをなさっているのやら...。それで、声が届いた際には、密かに保存していた当時のログイン画像の著作権違反を謝罪して削除しますので、どうか許して!

2010/03/24

もうすぐ創刊日!?

桜がちらほら咲いているのに、今日は寒い1日。明日はもっと季節が逆戻りするのだ、とか。

創刊日を4月1日と決めたのは、本当にその日までに完成するのかな? とまだ不安だった原稿を待つ日々の頃でした。できてなくても「エイプリルフールだし」とエクスキューズするから、というのは9割冗談です。

おかげさまですでに先行販売も開始できて...、と言っても、書籍流通会社を通しているわけではないので最初から2010.04.01に一斉販売開始などできるわけがなく、ですのでサミダレ式に、私が納品をさせていただいたお店(そして取り扱いを開始してくださったお店)からご紹介するかたちになっています。

現在取り扱いをご検討いただいている店舗からの回答も、まもなく届くはずです。それらも踏まえて、やはりWitchenkare Vol.1の“公式”な創刊日は日本流に言う「四月ばか」。

今日の文章はかなり縒れてますが、ちょっと一息、ということでご容赦!

2010/03/22

先行販売開始 3

「Witchenkare Vol.1」をお取り扱いいただける店舗がさらにさらに増えました。ご理解を示してくださった方々に感謝致します。

<東京都>

【杉並区】

にわとり文庫
〒167-0053 東京都杉並区西荻南3−17−5
Tel 03−3247−3054

【渋谷区】

ドゥー・ディマンシュ AOYAMA
〒150-0001東京都渋谷区神宮前3-5-6
Tel 03-3408-5120

【目黒区】

ドゥー・ディマンシュ JIYUGAOKA
〒152-0035 東京都目黒区自由が丘2-15-11
Tel 03-5731-8363


<石川県>

【金沢市】

Music&Zakka Lykkelig -リュケリ-
〒920-0942 石川県金沢市小立野16-22 メゾンノア1F
Tel 076-262-4511

今後とも、どうぞよろしくお願い致します。
(2010.03.26加筆)

2010/03/21

先行販売開始 2

「Witchenkare Vol.1」をお取り扱いいただける店舗がさらに増えました。ご理解を示してくださった方々に感謝致します。

現時点で入手可能なのは、2010/03/19での書き込みに加えて...

<東京都>

【世田谷区(下北沢周辺)】

古本 ほん吉
〒155-0031 東京都世田谷区北沢2-7-10 ウエハラビル1F
Tel 03-6662-6573

【新宿区】

ジュンク堂書店新宿店
〒160-8455 東京都新宿区新宿3-29-1 新宿三越アルコット6F〜8F
Tel 03-5363-1300

<大阪府>

【大阪市】

貸本喫茶ちょうちょぼっこ
〒550-0014 大阪府大阪市西区北堀江1-14-21 第一北堀江ビル4F
Tel 06-6538-6166

今後とも、どうぞよろしくお願い致します。

2010/03/19

先行販売開始

「Witchenkare Vol.1」は本日より、いくつかの店舗でお取り扱いいただけることになりました。ご理解を示してくださった方々に感謝致します。

現時点で入手可能なのは...

<東京都>

【世田谷区(下北沢周辺)】

書店“フィクショネス”
〒155-0031 東京都世田谷区北沢2-12-2 翔鶴ビル2F
Tel 03-5430-6352

白樺書院
〒155-0031 東京都世田谷区北沢3-21-1
Tel 03-3460-8566

古書ビビビ
〒155-0031 東京都世田谷区北沢1-40-8 土屋ビル1階
Tel 03-3467-0085

【新宿区】

模索舎
〒160-0022 東京都新宿区新宿2ー4ー9
Tel 03-3352-3557

【中野区】

タコシェ
〒164-0001 東京都中野区中野5-52-15 中野ブロードウェイ3F
Tel 03-5343-3010

【杉並区】

古書 音羽館
〒167-0042 東京都杉並区西荻北3-13-7
Tel 03-5382-1587
cf.西荻ブックマーク

今後とも、どうぞよろしくお願い致します。

届きました!


え〜と、今日はバタバタしていますが、とりあえずうちには届きました。速報でした。

2010/03/17

お釜の蓋

おっとっと...。
私の確認が曖昧だったので、ごはんのお釜の蓋を開けるのにもう数日ほど必要になってしまいました。よ〜く蒸らしたほうが、より炊きあがりがおいしくなる、との判断で。

共同制作者の皆様のところにWitchenkare Vol.1が配送されてくるのは、今度の3連休初日になりそうです。そこから手際よくディナーを準備したとして...、すべては週明けですね。桜の開花宣言と、どちらが早いか。いい季節になってきました。

それまで私は、環境整備&通常業務完遂に励みます。宅配便用封筒や荷造りテープを用意したり、使い残しの年賀状をゆうパック用の切手に交換したり、いろいろと。

2010/03/15

アナグラム

ここしばらくは、新しく出会った方にWitchenkareについて説明することが多いのですが、その際に「そもそもウィッチンケアって名前なんだけど...」と訊かれることが少なくないわけでして...そりゃ、そうだよなぁ。

WitchenkareはKitchenwareの簡単なアナグラム、つまりKとwを入れ替えた造語です。「ウィッチをケアする」とか、そんな大層な意味はなく、まあ、身の丈に合った生活まわりの雑事に関する文章を集めるのだから、くらいの気持ちで名付けました。

造語にしたのは、この媒体を誰かに知ってもらう際、サーチエンジンの藻屑と消えてしまわないように。私の好きな古いバンド、たとえばLoveとかManなんて名前のグループの情報がえらく探しにくいということを、趣味で調べていて感じたからです(最近ある方から、検索されないようにわざと「図書館」という名前でバンドを結成した人たちがいる、と聞いて「それはカッコイイ!」と思いましたが...)。

覚えにくくて申し訳ありませんが、どうか「台所用品のもじり」ということで、ご記憶いただければ幸いです。さて、そろそろごはんは!?

2010/03/13

頒価

なんだかごはんが炊きあがるのを待っているような週末。ここ1ヶ月は土日に通常業務が流れ込んできて、大好きな「ぶらり途中下車の旅」もあんまりぼけっと見ていられなかった。

おかげさまでWitchenkareを取り扱ってくださるお店が、じょじょに決まり始めています。なにしろ営業/物流の担当者は私だけ、という媒体なのでなかなか作業がはかどりませんが、お約束したことは必ず守って動き回りますので、ご理解を示してくださった皆様、どうぞよろしくお願い致します。

そしてWTKは「売り物」でもありますので、値段をつけました。頒価は「800円+税」です。この内容でこの価格! と(良い意味で)思っていただければ...。

2010/03/11

最後の誤植発見!

昨晩、10箇所ほどのチューンナップをPDFでデザイナーにお願いし、少し前、修正されたPDFをディスプレィ上で確認し、最終入稿データとして印刷会社に送りました。

最後に発見した誤植は私の原稿内。「10ドル相当のアレ」が「10セント硬貨の裏面」みたいな意味になっていました。日本的口語に慣れてて、濁点のつけ忘れ。鞄はバックと何気によく発音しちゃうんだけれど、やっぱバッグでしょう、グ! ふだんカタカナ英語を雰囲気で使ってる私がいかんのであります(自戒)!

2010/03/10

紙になって...


ちょっと前に佐川急便で届きました。現在進行中の会計作業を続行か、最後の読みをするか...。

2010/03/08

目次を公開

目次のページをアップしました。画像はクリックすると拡大します。そして私は今週から、来週半ばにはできあがってくるWTKを、取り扱ってくださる“場所”を探し始めてみます。皆様どうぞよろしくお願い致します。

2010/03/05

ペーパーレス

今回の制作行程では紙をほとんど使わなかった。昨年の構想段階では、打ち合わせのために媒体企画書をプリントアウトして持ち歩いたが、それ以降、私は一度もプリンタを使わないでここまでの作業を終わらせました。

プレーンテキストで受けとった原稿を私がWordで仮レイアウト(縦組み)し、寄稿者とやりとり。その後、修正済みのプレーンテキストを仮レイアウトともにデザイナーへ。できあがったPDFで寄稿者に校正をお願いし、修正箇所(この段階でファクスで戻ってきた方1名、プリントアウトしたものに手書きで赤入れした方1名)を私が集約し、PDFにしてデザイナーにバック。

このプロセスを1〜2度経て、デザイナーがプリントアウトしてくれた全ページ(裏面使用済みリサイクル、地球万歳!)を責了紙にしようかと思ったが、じつはまだ、ポロポロと誤字脱字(寄稿者からの修正も!)があり、最終的には入稿用PDF(入稿データもPDFです)でそれまでの修正箇所を全部チェックして、ここから先なにかあったら印刷会社との作業、という意味で「責了」としましたが、「校了」「責了」といった言葉の私の使い方、紙が活躍した時代と、たぶんズレてますね。

そしてほんとうはまだこれから先にも紙の行程、「印刷会社によるプリントアウト」が残っているんですが(かつてならそこで「校了」?)、でも私の感覚では「最後に見たPDF」で校了(以後は印刷プロセスなので「責了」と言ってもいい?)でした。

デジ化の一番のメリットは、全プロセスがデータとして残っていることと、なによりいつでもデスクまわりがすっきりしていること。

2010/03/04

責了!

2010年03月04日18:45に責了としました!
印刷工程へと移行します。

そして私は銀行へ...。


..

Test 23

いよいよWitchenkare(ウィッチンケア)のデータが渋谷区神宮前(PAZAPA inc.)から世田谷区世田谷(株式会社啓文社)へと移動。明日か、来週早々にも。それから共同制作者の手元に届くまでには、約10日。長かったといえば長かったし短かったといえば短かったし、ってなんと字数を稼ぐわりには月並みな感想なのか、と。個人的には松陰神社周辺で完成することがとても嬉しいです。それにしても今年の「龍馬伝」での吉田松陰のキャスティングときたら...、あんな人だったのかもしれんなぁ!?

そして「もの」としてのWTKは、

版型:A5版(表紙4C×1C+本文128p)
紙質:表紙 サンマット180kg + 本文 上質紙70kg
厚さ:7mmくらい?
原価:PIERRE HERMÉ PARISのマカロンよりは高くL'OLIOLI 365のカップケーキほどではなく

※もちろん、この原価にソフト(priceless!)は含まれません。

2010/03/02

Test 22

Witchennkare(ウィッチンケア)共同制作者のみなさま、お元気ですか? 現時点まででほとんどの方から念校のお返事をいただけました。さて、まだの方は本日午前11時59分をもって「自動念校OK」ということで、よろしいおますか? もしなにかありましたら、早めにご連絡くださいまし。残すは私による責了のみでございます。

そして本日午後には、印刷会社の方と打ち合わせをしてきます。

2010/02/28

Test 21

今日は朝早く(っていうかまだ夜)から各本文に潜んでいそうな誤植(表記の統一含む)探しをしていましたが、ヌッ、なんと、タイトルにでっかく欠字があったなんて...木を見て森を見ず、山の存在を忘れていました! 固有名詞、ページNo.と目次の整合性、電話番号やURL...あとは、どこだ!? いやいや、いまから通常作業に戻ります。それでも(経験上)誤植蟲はまだどこかで蠢いている、と思いつつも。

2010/02/26

Test 20

ほゎ、さすがに昨日本日は飲まず食わずでは目眩までした。...ちゃんとできているのが当たり前、の部分を担っている仕事人さんたちの気持ちが、少しわかったかもしれない。それにしても「実入りのよい」作業を綱渡り状態に追い込むほど「実出しのよい」作業に没頭できるなんて、ちょっと幸せな時間の過ごし方なのかもしれない、とサバサバ...。

明日明後日は実を拾いまくります! やばい!! というわけでして、関係者におかれましては The Nenkoh をよろしくお願い致します、今日は電池切れ。

2010/02/25

Test 19

願掛けではないんだが、今回のWTKアイアンマンレース中、あることを意識的にしている、いや、しないでいる!? かなり前だが、どうしても「ある一定期間」を経ないと完遂できないグループ作業に取り組んでいたことがあって、その際は無意識に気分転換の手段として「飲み食い」を活用していた。作業終了後に記録したのが過去最大の体重だった。というわけでこのブログを立ち上げた頃から、じつは意識的に「飲み食い」を回避しているというか「飲まず食わず」を活用しているというか...おかげさまで体脂肪計の10の位の数字がひとつダウンしました。小動物1匹分くらい身体からなにかがどこかへ消えていった。では、いままでなに飼っていたのか、と。そして、まだなにかいるんじゃないか、とも。...いるな、まだ、だけど、これ以上いなくなっちゃうのは寂しい気も。とんかつピザ天丼ラーメン焼き肉...こんなのはただの字だ。

2010/02/22

Test 18

Witchennkare(ウィッチンケア)は現在、校了に向けての正念場。この「密室のような一里塚」を越えれば、春めいてきた町に出て、新しい人と会う作業が待っている。不肖私、過去にエコーはがきを売ってこいと「飛び込み営業」に出された経験がある。どうせ討ち死にするなら、と当時輝きまくっていたPARCOに飛び込むことにした。でもいきなり渋谷のは怖いので、津田沼のにした。無礼な若造に担当者は太っ腹だった。きちんと応接ブースでお茶を出して話を聞いてくれ、ばっちり断られた。帰り道、4月の総武線からの景色は目に沁みた。担当者の名刺は、たぶんまだ持っていると思う。そんな経験を活かして、取扱店を自力で探そうと思っている。携えていくものはエコーはがきよりはるかに自信を持って差し出せるものだし...、あっ、ちょっと先走ってますね。いまはまだ、一歩一歩。

2010/02/19

Test 17

Witchennkare(ウィッチンケア)参加者のみなさま、本日は回覧メール濫発でご迷惑をおかけ致しました。それもこれも完成間近の兆候、と、どうぞご寛大に。

本日ご案内したふりっかを眺めながらクールダウンして就寝します。じつは現在、通常業務がマラソン状態のため...ってこんなことなぜ不特定多数に発信するのか...って、でも、もう少ししたら、ちゃんとしれっとよそいきの顔をして、ここへの書き込みを続けるつもりですが、しかし「Test シリーズ」を急にしれっと消したりはしませんが、たぶん(☼ʘ◡ʘ☼)。

まあ、明日も日の出とともに起きて、月末締め切りのための字を書くだろ。なんと、ぷろふぃがすでに届き始めてます〜。

2010/02/18

Test 16

WTKアイアンマンレースは現在すべての参加者がスイムを無事終え、先頭集団はすでにバイクで150キロ付近を快走中であります。また雪が積もりました、東京...。

ということで、今後はみなさまのつぶやきを楽しく、時たま、拝見させていただきます。

2010/02/16

Test 15

いよいよ大詰め、という段になって通常業務と日常雑事の大波にあっぷあっぷのここ数日。でも、まあ、現時点を踏ん張って乗り切らなければ先が見えてこないんだし、なにより、こんな状況も含めて楽しむつもりで船を出したわけで...、って、つまんねぇ精神論みたいな気分転換してないで、さっさと目の前の 「やるべきこと」に戻ろ〜う。まだ身を粉にして共同作業にあたってくれている方々に感謝しつつ。そして、ちょっと予告編!?

2010/02/13

Test 14

PDF書類のアップ、なんとなく「こんな感じでえいやっ!」とやってみたが、見事に撃沈。日を改めて、なにか方法を考えるつもり。

そして原稿を集めさせていただく作業もそろそろ目途が立ってきたので、この機会にと大西寿男著『校正のこころ—積極的受け身のすすめ』をアマゾンで注文してみる。その後、この本にまつわることをネットで検索していたらこんなページも発見。DTPについても多少知識を持たなければと思っていたが、どのくらいをして「多少」なのか、ちょっと消沈...。そしてさらに検索をかけていたら著者のホームページを発見。...すぐ隣町に在住の方でありました。...昨日飲んだ酒が抜けきれず、やや頭痛気味の寒い日。

2010/02/11

Test 13

ダウンロード用PDF書類のアップ。なんだかだんだん、待っててよかった海路の日和、になってきたような。file:///Users/yoichi/Desktop/%E3%82%88%E3%82%82%E3%82%84%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%82%BB%E3%82%99%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%B3%E3%81%AE%E9%9F%B3%E9%9F%BF%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AF%E3%81%AB%E4%B8%8D%E6%84%8F%E6%89%93%E3%81%A1%E3%82%92%E9%A3%9F%E3%82%89%E3%81%86%E3%81%AA%E3%82%93%E3%81%A6.pdf

(追記)
...失敗した。

2010/02/08

Test 12

携帯から画像とtextの送信。慣れない作業でてまどり中。半角スペースってどう打つんだ?

2010/02/07

Test 11

Witchenkareで検索すると、じょじょにGoogleのクロールに引っかかるようになってきているようです。ヤホー(by ナイツ)とかでも、たどり着けないわけではないみたい...。カタカナの「ウィッチンケア」で検索すると、小川軒のレイズンウィッチは新橋か鎌倉か代官山か、みたいな話が出てきておもしろいな。あれ、うまいかなぁ...。

2010/02/05

Test 10

ニコニコ動画より、外部プレイヤーでの動画アップ。
モノサシスト、っていうらしい。アマゾンのものさしのレビューがすごいことになってる...。

............、それはともかく、こういう感じの動画を貼ると、ページのぱっと見がすごい迫力になるんだなぁ。

2010/02/03

Test 09

いまだにGoogleの検索で「一致する情報は見つかりませんでした」扱いのWitchenkare。でもウェブマスターで調べると「Googlebot がお客様のホームページに正常にアクセスしました。サイトが Google のインデックスに登録されました」と。もうしばらく待っていればいいのか?

友人の引っ越しを手伝って、先にひとりで新しい物件にいって、主と荷物の到着を待っているような気分だ。間取り図より広く感じるカーテンのない部屋。チャイムが鳴って、ドアを開けるとクセのありそうな管理人で、いろいろ質問されて、いや、私にはよくわかりませんから、だって私が住むんじゃないし、えっ? おたくどういう関係って、だから使いっ走りですよ、力があるのと、あと電気関係に強いんで配線とかPCの設置とかも頼まれてて...こういう場合の「友人」は、美人じゃないと。

2010/02/02

Test 08

近頃はやりの白鯨捕獲。
自分は参加していないが、Firefoxにブックマークが増えていく...。
これがはやり始めてから、みんな、ブログの更新しなくなったし。
やや後ろめたいが、だって公開で呟いてるんだし、と見る。でっ、見なかったことにする。世の中には知らなくてもいいことがたくさんある。

...「忙しい」って、言ってなかった!?

2010/02/01

Test 07

月が代わった。
もう数日、寄稿依頼した原稿を待つ日々が続くだろう。
自分は原稿が遅れたことは一度もない。だが、いま待っている原稿は自分のものではない。

本日、インデザインの解説書がアマゾンから届いた。
明日は雪?

2010/01/29

Test 06

複数画像(いにしえの吉祥寺3点セット!?)



http://www.semana.co.jp/%7Ekitan/jazzmach/rock/rock.html
http://wakanabi.blog.so-net.ne.jp/2007-02-04
http://blog.diskunion.net/user/uncledog/tapestry/2085.html
http://www.ne.jp/asahi/mayah/m/match/match004.html



http://www.kanshin.com/keyword/59480



http://j.mp/9xW5kO

Test 05

動画の埋め込み。
Les Aventuriers (1967)


2010/01/28

Test 04



徳吉久さんの写真です。
from http://j.mp/wtkoo1

2010/01/27

Test 03

長文の見栄えは?

かつてゲスト・ルームに足跡を残した(19 Dec 1999)Looking For PREFAB SPROUTの「更新履歴(ブログ)」内で見つけたすばらしい記事から抜粋。

Prefab Sprout's new album
by Thomas Dolby

〜前略〜

今にして思えば、'Let's Change The World With Music'のリリースを取りやめた当時の判断が、バンドのキャリアに消すことのできないダメージを与えたと言える。明らかにそれは作品をぶち壊した。その後の12年間に出たアルバムはわずか2枚だけで、そのいずれもが、前4作に値する批評家からの評価や、あるいは商業的成功を収めることができなかった。他にも着手にいたらなかったプロジェクトがいくつかあった。怪傑ゾロに関するミュージカルや、マイケル・ジャクソンをテーマにしたアルバムも含まれる。 PaddyやKitchenwareのマネージャは私にテープをよく送ってきて、私はそれをいつも楽しんだし、彼の自宅スタジオでのレコーディングがいかによくなっているかに強い印象を受けた。

その間に、時代はアーティスト自身がネット上で作品を発表できる時を迎えた。私は、メジャーレーベルとの契約を完全に捨てて、ネットで作品を配信すべきだと、繰り返しPaddyに言った。彼のアウトプットは豊富で、1年に2〜3枚のアルバムは簡単に出せただろう。巨大なメーリングリストを保持して(弟のMartinはWebのエキスパートになっていた)、A&Rやラジオ局の宣伝マンからの干渉を受けずに十分な収入を得ることができただろう。しかし、彼は音楽ビジネスに関しては非常に保守的で、商業(主義)的に受け入れられなければ成功とはいえないと考えていた。たとえばWHSmithsの窓にポスターが貼られたり、BBC Radio 1で曲がかかったりとか。彼は完全にそういう考え方に傾倒していた。しかし今日において、業界が作ろうとしているスターというのは、名声に飢えた二十歳そこらの、歌って踊れて、世界チャンピオンみたいに服を脱げるような若い娘なのだ。Paddyの健康状態は良くなく、スポットライトを浴びる場に出られる状態では無い。だから、おそらく今の彼なら私の忠告を聞いて、新曲を作り、Sproutsの献身的なファンに向けてネット上で淡々とリリースすることも考えてくれるだろう。

〜後略〜

翻訳: Mr. N

http://sneeze2.ld.infoseek.co.jp/prefab/thomasblog.htm
より引用(リンク先で全文が読めます)

2010/01/26

Test 02

画像を投稿。

2010/01/25

Test 01

携帯から。

うまくいくかな?

Vol.14 Coming! 20240401

自分の写真
yoichijerryは当ブログ主宰者(個人)がなにかおもしろそうなことをやってみるときの屋号みたいなものです。 http://www.facebook.com/Witchenkare